家計管理に欠かせない家計簿アプリ。
手軽に家計簿をつけたいなら、レシート読み取りや金融サービスの連携機能がついたアプリがおすすめです。
しかしあまりに種類が多く、どれを選べば良いか悩みますよね。
そこで今回は、家計の一元化ができると人気の家計簿アプリ「zaim」、「マネーフォワードME」、「マネーツリー」を比較しました!
あなたに合った家計簿アプリ探しの参考にしてみてくださいね。
家計簿アプリzaimとは

引用元:Zaim
料金 | ・無料 〔Web経由〕 ・月プラン:440円 ・年プラン:4,378円 〔App Store・Google Play 経由〕 ・月プラン:480円 ・年プラン:4,800円 |
---|---|
読み取り方法 | 金融サービス連携/レシート読み取り/手入力 |
セキュリティ | ・銀行やカードの登録は閲覧に必要な情報のみ ・第三者機関によるセキュリティ診断の定期的実施 ・情報の暗号化 ・ISMS(情報セキュリティ マネジメントシステム)認証取得済 ・パスコードロック機能 ・ログイン時の二段階認証機能 ・ログイン履歴の確認機能 |
対応デバイス | 各種スマートフォン |
1,000万ダウンロード突破の「zaim」は、リリースから 10年目の定番家計簿アプリです。
クレジットカードや電子マネーの自動読み込みと、レシート読み取りに対応しているため、現金派もキャッシュレス派も簡単に入力ができるのが特徴です。
入力したデータに基づき、何にいくら使ったか、あとどのくらい使えるかなどをグラフ化してくれるので、家計状況が一目で分かりやすいのが嬉しいポイント◎
「グッドデザイン賞」ベスト 100に選出されたシンプルで分かりやすいアプリデザインなので、誰でも簡単に続けやすいと評判です。
zaimのサービス概要
テレビなど数々のメディアで紹介されている話題の家計簿アプリ「zaim」
zaimには、誰にとってもわかりやすく、長く続けられる仕組みが詰まっています。
まずzaim最大の魅力ともいえるのが、現金派もキャッシュレス派も簡単に入力ができるというところです。

引用元:Zaim
現金派の方は、お買い物の際に受け取ったレシートを読み取るだけで登録が行えます。
お店の情報や品目、金額まで自動で読み取ってくれるので、手作業で一つ一つ入力する必要がありません。
コツコツ記録を取るのが苦手で、これまで家計簿を続けられなかった方も、zaimであれば続けられるかもしれませんね。
ちなみに手入力にも対応していますので、レシートをもらい忘れた場合にも、しっかりと記録することができます。

引用元:Zaim
キャッシュレス派の方は、銀行口座やクレジットカード、電子マネーなどの金融サービスを登録しておくことで、入出金の明細を自動で家計簿に反映することが可能です。
明細を家計簿に書き写す必要がないので、手間も時間もかけず、驚くほど簡単に家計簿の作成が行えます。
記録漏れに悩む心配もありません。
さらに、入出金通知機能や口座ごとに月の支出額や、残高低下のアラートを発してくれる連携口座アラート機能もあるため、クレジットカードの利用で心配な使いすぎ防止にも繋がります。
銀行口座やクレジットカードを複数所有しており、上手に管理しきれていないという方にも非常におすすめの家計簿アプリです。
なお、入力したデータはグラフ化してチェックすることができます。
家計状況を把握することができれば、無駄な部分が分かるので、積極的に貯蓄や投資にも取り組めますね。
それぞれの端末で zaim アプリをインストール(パソコンの場合はWeb版zaimにアクセス)し、同じログイン情報でログインすれば、家計簿の共有も可能です。
1人では継続できるか不安という方は、夫婦で共有し、2人で楽しみながら家計管理を行うのがおすすめですよ。
この場合、一つの家計簿しか管理することができないのですが、プレミアム会員となれば複数のアカウント(家計簿)をアプリ上でワンタップで切り替えられるようになります。
その他にもプレミアム会員になると、様々な機能が制限なく使えるようになります。
まずは無料版から使ってみて、その後必要に応じてプレミアム会員への移行を検討してみても良いですね。
zaimの料金
先ほどzaimにはプレミアム版があるとお話ししましたが、zaimは基本無料で利用できるアプリです。
しかし、プレミアムと呼ばれる有料版に登録すると、複数履歴や品目のカテゴリ一括編集、複数アカウントの切替などの便利機能が使えるようになります。
無料版を利用してみて、もっといろいろな機能を使ってみたいと感じた方はプレミアム版への移行を検討してみましょう。
ただし、プレミアムの料金は登録方法により異なるため注意が必要です。
Web経由 | App Store・Google Play 経由 | |
---|---|---|
月プラン | 440円 | 480円 |
年プラン | 4,378円 | 4,800円 |
このように年プランは、月プランを1年継続する場合と比較して2ヶ月分ほど安くなるよう設定されています。
そのため、長期的にzaimプレミアムを利用する方は年プランへの加入がおすすめです。
また、Web経由での登録の場合、アプリ経由で登録した場合と比べて、月プランで40円安くなっています。
月プランを12ヶ月継続した場合、Web経由では5,280円、App Store・Google Play 経由では5,760円ですので、500円ほどの差が出ます。
普段アプリをご利用の場合も、同アカウントを用いてWeb 経由で申し込みを行えば、プレミアム機能はアプリにも適用されます。
登録の際はWebから手続きを行いましょう。
zaim無料版のサービス連携数
zaimではクレジットカードや電子マネーなどの金融サービスと連携して家計管理が行えます。
zaim無料版のサービス連携数は無制限です。
無料版と有料版では利用できる機能の幅に違いがありますが、連携可能なサービスの数についてはいずれも無制限なのが嬉しいですよね。
zaimとマネーフォワード比較
zaimと並んで人気の家計簿アプリ「マネーフォワード ME」
こちらも金融サービスと連携して家計管理が行えるアプリです。
正直どちらのアプリも口コミ評価が高く、違いがよく分からないと感じている方も多いのではないでしょうか。
そこで、ここからはzaimとマネーフォワードMEの違いについてお話ししていきます。
まずは簡単に比較できるよう、各アプリでできることを一覧表にまとめてみました。
zaim 無料版 |
zaim プレミアム |
マネーフォワード 無料版 |
マネーフォワード スタンダードコース |
|
---|---|---|---|---|
料金 | 無料 | 〔Web経由〕 ・月プラン:440円 ・年プラン:4,378円 〔App Store・Google Play 経由〕 ・月プラン:480円 ・年プラン:4,800円 |
無料 | 〔クレジットカード払い〕 ・月払い:500円/月 ・年払い:5,300円/年 〔Apple ID決済〕 ・月払い:480円/月 ・年払い:5,300円/年 〔Google Play決済〕 ・月払い:500円/月 ・年払い:5,500円/年 |
入力方法 | レシート読み取り/手入力/銀行やクレジットカードとの連携 | |||
広告表示 | あり | なし ※一部表示あり |
あり | なし |
対応金融サービス | 1,500件 | 2,574件 | ||
金融サービス連携 | 無制限 | 無制限 | 4件まで | 無制限 |
データ閲覧期間 | 無制限 | 無制限 | 1年まで | 無制限 |
銀行・カード連携の更新 | 定期 | いつでも | 定期 | いつでも |
複数アカウント切り替え | × | ◯ | × | × |
履歴のダウンロード | △ ※手入力のデータに限る ※前後2年分 |
○ ※前後10年分 |
× | ◯ |
カテゴリのカスタマイズ | × | ◯ | △ | △ |
ホーム画面のカスタマイズ | × | ◯ | × | × |
こうして比較してみると、zaimの方が無料で利用できる範囲が広いことが分かります。
具体的にどのような違いがあるのか、料金・連携できるサービス・データ保存期間・ホーム画面の4つの観点から比較していきます。
料金プラン
まず、zaimとマネーフォワードの料金プランについて。
zaimには無料版と有料版であるプレミアム、マネーフォワードには無料版と有料版であるスタンダードコースというプランに加えて、資産形成アドバンスコースというプランが設けられています。
各有料プランの料金は以下の通りです。
zaim プレミアム |
マネーフォワード スタンダードコース |
マネーフォワード 資産形成アドバンスコース |
|
---|---|---|---|
料金 | 〔Web経由〕 ・月プラン:440円 ・年プラン:4,378円 〔App Store・Google Play 経由〕 ・月プラン:480円 ・年プラン:4,800円 |
〔クレジットカード払い〕 ・月払い:500円/月 ・年払い:5,300円/年 〔Apple ID決済〕 ・月払い:480円/月 ・年払い:5,300円/年 〔Google Play決済〕 ・月払い:500円/月 ・年払い:5,500円/年 |
・月払い:980円/月 ・年払い:10,700円/年 |
zaimもマネーフォワードも月額500円ほどで利用できます。
年払いで支払えば、月額よりもお得になるようプランが組まれています。
無料版を使った上で有料版への移行を検討している方は、長期利用が前提になると思うので、年払いを検討してみても良いのではないでしょうか。
しかし決済方法によって料金が異なるため、ご利用の端末によってお得な方法を選択してみてくださいね。
連携できるサービス
zaimもマネーフォワードも金融サービスとの連携が可能です。
連携しているサービスの数は、zaimで1,500件、マネーフォワードで2,574件です。
銀行、クレジットカード、証券、FX・貴金属、投資信託、電子マネー、ECサイト、携帯キャリア、マイル、ポイント各社、年金など様々なサービスと連携しているのがマネーフォワードの強みです。
しかし、マネーフォワード 無料版で連携できるサービス数は4件までという制限が設けられています。
そのため、複数のクレジットカードや銀行口座を利用している方は、マネーフォワードの無料版では物足りないと感じるかもしれません。
必要に応じて、連携できる金融サービスが無制限のスタンダードコースへ切り替えなければなりません。
可能な限り無料で利用したい方は、無料版でも無制限で金融サービスの登録が可能なzaimをおすすめします。
データの保存期間
zaimのデータ保存期間は、料金プランに関わらず無制限です。
10 年以上前の記録を確認したい場合は、Web 版 Zaimの履歴画面から、確認したい日付を指定し検索するか、アプリ版 Zaimから履歴画面で表示されるカレンダーを遡ることで確認できます。
さらに、記録したデータはCSV ダウンロードに対応しています。
※zaim無料会員アカウントのデータには銀行・カード連携で取得したものは含まれません。
ダウンロードする際は、無料会員の場合は前後2年、プレミアム会員の場合は前後 10 年までダウンロードが可能です。
一方、マネーフォワードの場合、データの保存期間は無制限で保存されています。
しかし、無料版では過去1年間のデータしか閲覧できません。
長期的な視点で家計状況の把握に努めたい方は、有料版に切り替える必要があります。
ちなみに、過去データ自体はマネーフォワードにて保存されています。
有料版に切り替えることで、無料版サービスの閲覧制限により表示されていない1年以上前の過去データもチェックできるようになります。
ホーム画面
毎日のように利用する家計簿アプリだからこそ、見た目にもこだわりたいですよね。
ホーム画面の見やすさは、zaimの方が優れています。
zaimはホーム画面で口座残高を一目で確認できるよう作られています。
「グッドデザイン賞」ベスト 100に選出されていることからも分かるように、zaimでは誰にとってもわかりやすいシンプルなデザインとなっているのも人気の理由の一つです。
さらに、zaimプレミアムでは、表示項目や背景画像などを設定したり入れ替えたりできます。
自分に必要な情報を見やすいよう配置しておけば、節約へのモチベーションも高まります♪
ホーム画面やカテゴリのカスタマイズができるのは、zaimプレミアムならではの機能です。
自分好みの使い方を追求したい方は、zaimプレミアムがおすすめです。
zaimとマネーフォワードの両方にある基本的な機能
ここまでzaimとマネーフォワードの機能を比較してきましたが、人気の家計簿アプリとあって、どちらにも備わっている機能も存在します。
zaimとマネーフォワードの両方にある基本的な機能と、両方活用するメリットについてお話ししますね。
自動で収支を計算する機能
zaimとマネーフォワードには、金融サービスと連携させることで、自動で収支を登録する機能が備わっています。
銀行口座やクレジットカード、電子マネーなどの金融サービスを登録しておけば、入出金があった時や明細が更新された際に自動で収支を計算してくれます。
日々、何かしらの出費がある中で、毎日家計簿を入力するのって大変ですよね。
クレジットカードの場合、引き落とし日が少し先になるので家計簿への登録を忘れてしまったり、明細を見て家計簿に入力するのが面倒に思えたり……
コツコツ収支を登録するのが苦手で家計簿が続かない方にこそ、ぜひ活用して欲しいアプリだといえます。
しかし、金融サービスの情報を登録するとなると、気になるのがセキュリティですよね。
zaimもマネーフォワードも安全性には十分配慮しています。
情報の暗号化やプライバシーマークの取得など様々な対応をしてくれているので、安心して使えるアプリだといえます。
レシート読み取りの機能
キャッシュレス決済が進んでいますが、まだまだ現金派という方も多いのではないでしょうか。
金融サービスと連携できる家計簿アプリの中には、現金での支払いについて登録できないアプリも存在します。
zaimとマネーフォワードは、レシート読み取り機能も備えているため、現金派という方にもおすすめです。
手入力でコツコツ入力していくのも良いですが、レシート読み取り機能があれば、一気に効率良く登録が行えるようになります。
お買い物の際受け取ったレシートを撮影するだけで、購入店舗や日時、品目などを登録してくれます。
レシートを撮影するだけなので、数日分まとめて登録することもできますね。
zaimとマネーフォワードの両方を使うメリット
それぞれにメリット・デメリットのあるzaimとマネーフォワード。
どちらか一方に決めて利用するのも良いですが、あえて両方使ってみるのも一つの手です。
zaimは、連携できる金融サービスが無制限であるなど、無料で使える範囲が広いのが特徴です。
さらに、設定した予算に対する出費をグラフで確認することもできるため、家計把握に適しています。
そのため、zaimはどちらかというと日々の生活費管理におすすめです。
一方、マネーフォワードは連携できる金融サービスが非常に多いのが強みです。
クレジットカードや銀行口座はもちろん、仮想通貨や株式投資などにも対応しているため、資産全体の管理に適しています。
日々の生活費管理にzaim、資産全体の管理にはマネーフォワードと、各アプリの強みを生かしてそれぞれの良いとこ取りができれば、もっと家計管理がしやすくなりますね。
zaimとマネーツリー比較
続いてzaimとマネーツリーの比較を行っていきましょう。
こちらもまずは、2つのアプリで利用できる機能を一覧表で比較してみました。
zaim 無料版 |
zaim プレミアム |
マネーツリー 無料版 |
マネーツリー Grow |
|
---|---|---|---|---|
料金 | 無料 | 〔Web経由〕 ・月プラン:440円 ・年プラン:4,378円 〔App Store・Google Play 経由〕 ・月プラン:480円 ・年プラン:4,800円 |
無料 | ・月額:360円 ・年額:3,600円 |
入力方法 | レシート読み取り/手入力/銀行やクレジットカードとの連携 | 手入力/銀行やクレジットカードとの連携 | ||
広告表示 | あり | なし ※一部表示あり |
なし | なし |
対応金融サービス | 1,500件 | 2,448件 | ||
金融サービス連携 | 無制限 | 無制限 | 50社まで | 50社まで |
データ閲覧期間 | 無制限 | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
銀行・カード連携の更新 | 定期 | いつでも | いつでも | いつでも |
複数アカウント切り替え | × | ◯ | × | × |
履歴のダウンロード | △ ※手入力のデータに限る ※前後2年分 |
○ ※前後10年分 |
× | ◯ ※最長過去2年分 |
カテゴリのカスタマイズ | × | ◯ | ◯ ※iOS版のみ |
◯ ※iOS版のみ |
ホーム画面のカスタマイズ | × | ◯ | × | × |
マネーツリーもzaimと同様に無料で使える範囲が広いのが強みです。
さらに広告表示もないため、無料版でもストレスフリーで使えるのが嬉しいポイント◎
マネーツリーでは、複数アカウント切り替えに対応していませんが、同じ家計簿を夫婦間などで共有することは可能です。
相手に知られたくない出費があるなど、個々で家計簿を持ちたい方はzaimプレミアムを活用しましょう。
この他に、zaimとマネーツリーについてどのような違いがあるのか、料金・連携できるサービス・データ保存期間・ホーム画面の4つの観点から比較していきます。
料金プラン
zaim プレミアム |
マネーツリー Grow |
|
---|---|---|
料金 | 〔Web経由〕 ・月プラン:440円 ・年プラン:4,378円 〔App Store・Google Play 経由〕 ・月プラン:480円 ・年プラン:4,800円 |
・月額:360円 ・年額:3,600円 |
マネーツリーには個人向けコースと、フリーランスなど事業を行っている人向けのコースが設けられています。
個人向けコースはさらに無料版と有料版であるマネーツリー Growに分けられます。
マネーツリー Growは月額360円で利用できます。
年払いを選択すると年額3,600円と、月換算で300円で利用できます。
zaimプレミアムと比べると、月に100円ほど安い料金なので、より手軽に利用できますね。
しかし、マネーツリーは無料版でも広告が非表示であるなど、無料で使える範囲が非常に広いのが強みです。
無料版と有料版で異なる点は、データの自動更新、カテゴリ別予算設定、月次レポート、データ出力のみとなっています。
ざっくりと管理できれば良いという方は、無料版で十分問題なく活用できます。
連携できるサービス
zaimの対応金融サービスは1,500件。
一方のマネーツリーでは2,448件もの金融機関と提携しています。
zaimに比べて、連携できる金融機関の数が多いので、キャッシュレス派の方にはマネーツリーがおすすめです。
ただし、マネーツリーで連携できるサービスは50件までと決まっているので注意が必要です。
50件もあれば、多くの場合、問題なく登録できると思いますが、複数のクレジットカードや銀行を登録したい方は、無制限で登録が可能なzaimを選んでおけると安心です。
データの保存期間
データの保存期間は、zaimもマネーツリーも無制限です。
しかしデータのダウンロードについては、いずれのアプリも制限があるため注意が必要です。
ホーム画面
zaimもマネーツリーもホーム画面は、シンプルな作りとなっています。
zaimはホーム画面を開くだけで予算や収支グラフなどを確認することができます。
画面をスクロールする必要がないので、一目で資産状況をチェックできるのが魅力です。
一方マネーツリーでは、ホーム画面に口座残高が表示される仕様となっています。
ぱっと見て全資産や銀行残高、クレジットカードや電子マネーの残高をチェックできるのは便利です。
ただし図表での記載はないので、少し見づらさを感じる方もいるかもしれません。
おすすめの家計簿アプリ
zaim、マネーフォワード、マネーツリーについて比較してきましたが、それぞれにメリット・デメリットがありましたね。
それぞれどういった方におすすめなのか解説していきます。
zaimがおすすめの人
金融サービスとの連携が無制限で行えるなど、無料で使える範囲が広いzaim。
レシート読み取りや手入力にも対応しているため、日々の支出の多くが現金派という方におすすめです。
また、ホーム画面で資産状況が把握できるようになっているなど、デザイン面でも優れています。
シンプルで使いやすい家計簿アプリをお探しの方にも、おすすめです。
ただし、連携できる金融サービスが、マネーフォワードとマネーツリーに比べて少ないので、キャッシュレス派の方は不便さを感じることがあるかもしれません。
このような理由から、zaimがおすすめなのは以下のような人です。
- 無料で使える家計簿アプリを探している人
- 現金で支払う機会の多い人
- シンプルで使いやすい家計簿アプリを使いたい人
- 日々の生活費管理を行いたい人
マネーフォワードがおすすめの人
マネーフォワードは、連携に対応している金融サービスが2,574件と、今回比較した家計簿アプリの中で最も多いです。
クレジットカードや電子マネーはもちろん、株式や投資信託まで。
様々な金融サービスと連携して、アプリ内で収支を一元管理できるのが強みです。
ただし、マネーフォワード無料版では連携できる金融サービスは4件までという制限が設けられています。
マネーフォワードの強みを活かすとなると、どうしても有料版に切り替える必要があるのがデメリットです。
資産運用などに積極的に取り組んでいて、家計の一元管理をしたい方はマネーフォワードが合っているといえます。
課金しても良いと思える方は、ぜひマネーフォワードを検討してみてくださいね。
その他、マネーフォワードがおすすめなのは以下の条件に当てはまる人です。
- 資産運用をしている人
- 家計の一元管理ができる家計簿アプリを探している人
- キャッシュレス決済をよく利用する人
- アプリへの課金に抵抗のない人
マネーツリーがおすすめの人
マネーフォワードには一歩及ばないものの、2,448件もの金融サービスとの連携が可能なマネーツリー。
連携サービスが豊富なので、キャッシュレス派の方におすすめです。
無料で連携できる金融サービス数が50件と非常に多いため、マネーフォワードの有料版利用を躊躇っている方にもおすすめです。
ただし、レシート読み取りには対応していないため、現金派の方は満足に使えない可能性が高いです。
マネーツリーは、その他にも無料で使える機能が充実しているのが強みです。
中でも、無料版でも広告表示がなしで使えるという点に魅力を感じる方も多いのではないでしょうか。
広告表示もなく、シンプルで見やすいデザインとなっており、誰でも簡単に続けられる家計簿アプリです。
マネーツリーがおすすめなのは、以下のような条件で家計簿アプリを探している人です。
- なるべく無料で使いたい人
- 広告表示に煩わしさを感じる人
- キャッシュレス派の人
- 過去のデータも振り返りながら家計管理を行いたい人
zaimやマネーフォワードに関するよくある質問
最後に、zaimやマネーフォワードに関するよくある質問を4つ紹介します。
気になる質問があれば、ぜひチェックしてみてくださいね。
zaimやマネーフォワードは楽天銀行と連携できない?
zaimもマネーフォワードも楽天銀行の連携に対応しています。
マネーフォワードでは、楽天銀行のほか、楽天カードや楽天モバイル、楽天Edyなどにも対応しています。
ただし、マネーツリーで楽天銀行の連携を利用する場合、有料版を契約する必要があります。
無料で使える範囲で楽天銀行の情報を連携したい方は、zaimまたはマネーフォワードを利用しましょう。
zaimやマネーフォワードでクレジットカードを連携させるのは危険?
家計簿入力の手間が省けて非常に便利なzaimやマネーフォワードですが、銀行口座やクレジットカードなど個人情報を登録する必要があるため、気になるのがアプリの安全性ですよね。
まず、zaimとマネーフォワードで行っているセキュリティ対策を見てみましょう。
zaimでは、以下のようなセキュリティ対策を行っています。
- 銀行やカードの登録は公式サイトの履歴閲覧に必要な情報だけ利用
- 第三者機関によるセキュリティ診断の定期的実施
- 情報の暗号化
- ISMS(情報セキュリティ マネジメントシステム)認証取得済
- パスコードロック機能
- ログイン時の二段階認証機能
- ログイン履歴の確認機能
マネーフォワードでは、以下のような取り組みを実施しています。
- 銀行やカードの登録は公式サイトの履歴閲覧に必要な情報だけ利用
- 通信時/保管時ともにすべてのデータを暗号化
- ログインの二段階認証機能
- パスコードロック機能
このように、zaimもマネーフォワードも様々な対策を講じているため、安心して利用できる家計簿アプリだといえます。
しかし、どんなサービスも完全だとは言い切れません。
自身のスマホのセキュリティに関しても、しっかりと対策をしておきましょう
zaimやマネーフォワードにポイントサイトを経由してお得になる使い方はある?
zaimやマネーフォワードには、ポイントサイトを経由してお得になる使い方はありません。
しかし、それぞれのアプリでお得なキャンペーンが実施されているので、契約前にチェックしておきましょう。

引用元:Zaim
zaimには、友達紹介キャンペーンがあります。
紹介コードを入力すれば、紹介した人もされた人も500円分のAmazonギフト券がもらえるというものです。
紹介する人は無料会員でもOK!
Web 版 zaim から zaim プレミアムの年間プランに会員登録すれば特典が受けられます。
周りでzaimを利用している人がいたら、ぜひ紹介コードを教えてもらってくださいね。

引用元:マネーフォワード光 powered by USEN NETWORKS
マネーフォワードでは、2つのキャンペーンを実施しています。
まずは、自宅のインターネット回線を「マネーフォワード光 powered by USEN NETWORKS」に切り替えるというものです。
こちらを利用すると、マネーフォワード meのプレミアムサービス スタンダードコース(月額500円)が、無料で利用可能です。
「マネーフォワード光 powered by USEN NETWORKS」は、NTT東日本・NTT西日本のフレッツ光ネクスト回線を使ったインターネット回線です。
初期費用(契約事務手数料と新規開通工事費)は無料で、契約初月から基本料金以外に費用はかかりません。
戸建ての場合、月額料金は4,950円。
集合住宅なら、なんと月額3,850円という業界最安水準で利用できるのも嬉しいポイント◎
NTT東日本・NTT西日本のフレッツ光ネクスト回線を使った接続サービスである「v6プラス」を利用しているので、通信速度の面でも安心です。
ご自宅のネット回線料金の見直しを検討している方や、これから新生活をスタートさせる方は、こちらの方法を検討してみるのも一つの手です。
「マネーフォワード光 powered by USEN NETWORKS」に関する詳しい情報は、こちらからチェックしてみてくださいね。

引用元:LINEMO
次にLINEMOに申し込みを行う方法です。
LINEMOで新しい電話番号を取得するか、他社から乗り換えると、マネーフォワードmeで使える無料クーポンがもらえます。
月額2,728円のスマホプランに加入した場合、マネーフォワードmeのスタンダードコースが10ヶ月分無料となります。
月額990円のミニプランでも、5ヶ月分無料と、なんと最大5,000円相当が無料になるというとても太っ腹なキャンペーンです♪
※ソフトバンク・ワイモバイル・LINEモバイルからの乗り換えは対象外です。
スマホ利用料金の見直しを検討している方は、キャンペーンを活用してみてはいかがでしょうか。
キャンペーンの詳細はこちらからチェックできます♪
zaimやマネーフォワードでサービス連携できない場合の対処法は?
zaimやマネーフォワードで金融サービスとの連携ができない場合、まずはIDとパスワードが間違っている可能性が考えられます。
連携の際には、金融機関のアプリではなくWebサイトの情報を取得し反映します。
そのため、アプリではなくWebサイトのログイン情報が入力されているか確認する必要があります。
zaimやマネーフォワードを経由せず、Webサイトでログインできるか確かめてみましょう。
ログイン情報が正確で、通信環境にも問題がなくサービス連携できない場合には、各アプリへ直接問い合わせてみましょう。
zaimマネーフォワードまとめ
以上、zaimとマネーフォワード、マネーツリーという大人気の家計簿アプリ3つを比較しました。
それぞれに良いところがあるので、あえて複数使いするのも一つの手ですね。
家計の無駄に気づくことが、貯蓄の第一歩になります。
ぜひあなたにあった方法で、家計管理を行ってみてください!
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