毎日どれくらい睡眠が取れていますか?
私たちの健康的な生活に欠かすことのできない睡眠ですが、ちゃんと取れているかと問われると、なんとも答え難いところですよね。
眠っている自分を見ることができない以上、ちゃんと眠れているのかを知るためには誰かの手助けが必要です。
しかし、夜通し見守ってもらうわけにもいきません。
そこでおすすめなのが、アプリを使って自分の睡眠の質を知るという方法です。
こちらのページでは、無料で利用できるおすすめの睡眠アプリをご紹介します。
睡眠アプリの仕組みや、面白い使い方も紹介しますので、ぜひ最後までチェックしてみてくださいね。
【iPhone・Android】おすすめ無料睡眠アプリ7選
今回ご紹介するおすすめの無料睡眠アプリは、全部で7種類あります。
まず、それぞれの睡眠アプリについて比較できるよう、機能別に一覧表にまとめてみました。
アプリ名 | 睡眠記録機能 | アラーム機能 | 入眠機能 | 記録内容 |
---|---|---|---|---|
熟睡アラーム | ◯ | ◯ | ◯ | 睡眠時間/睡眠効率/睡眠の質/いびきの時間/いびきの音量 |
睡眠日誌 | ◯ | × | × | 布団に入った時間/眠りについた時間/起床時間/布団から出た時間 |
BRAIN SLEEP COIN | ◯ | ◯ | ◯ | 睡眠トータルスコア/睡眠サイクル/睡眠効率/入眠時間/起床時間/中途覚醒/睡眠メモ/いびき/環境音 |
スリープコンシェルジュ | ◯ | × | ◯ | 睡眠スコア/睡眠時間/有効睡眠率/心拍数/呼吸/入眠までの時間/寝返り/温度/睡眠サイクル |
Somnus | ◯ | ◯ | ◯ | 睡眠の質/いびき ※Apple Watch使用時には睡眠中の心拍数、呼吸数、血中酸素濃度の計測も可能 |
スリープサイクル | ◯ | ◯ | ◯ | 睡眠の質/いびき |
Sleep Meister | ◯ | ◯ | ◯ | 睡眠時間/睡眠の質/いびきや寝言の録音 |
今回ご紹介する睡眠アプリは、全て睡眠記録機能を備えています。
しかし記録できる内容はアプリによって異なります。
睡眠時間を記録することを主としたものや、いびきや寝言の記録が残せるもの、睡眠の質まで細かく検知できるものと様々です。
「生活リズムを把握するため、睡眠時間を記録するためにアプリを利用したい」
「睡眠に関して悩みを抱えていて、改善のためにアプリを利用したい」
など目的がハッキリしていれば、自ずと候補の絞り込みもしやすくなるかと思います。
また、アプリによってアラーム機能や入眠機能の有無があるため、使い方に応じて候補を絞り込んでいきましょう。
熟睡アラーム
料金 | 無料 ※アプリ内課金あり |
---|---|
睡眠記録機能 | あり |
記録内容 | 睡眠時間/睡眠効率/睡眠の質/いびきの時間/いびきの音量 |
アラーム機能 | あり |
入眠機能 | あり |
連携 | 可能(ヘルスケア) |
対応デバイス | 各種スマートフォン |
300万ダウンロード突破!日本製睡眠計測アプリNo.1の「熟睡アラーム」
人気の秘訣は、睡眠をサポートする豊富な機能にあります。
まず入眠の際には、熟睡サウンド機能が活躍します。
ヒーリングサウンドを再生することで、心地よくスムーズに眠りにつくことができます。
寝つきの悪い方はまずこの機能から使ってみましょう。
また、おやすみボタンを押して眠り、アラームが鳴ったら画面をスワイプするだけで、毎日の睡眠ログがつけられます。
なんと、熟睡アラームの睡眠ログでは、睡眠の質が把握できるのはもちろん、いびきの時間や音量まで記録されます。
記録されたデータは月ごとに統計データとしてまとめられ、前月との比較や睡眠リズム・睡眠時間の傾向として数値やグラフで確認することができます。
グラフで可視化されることで、睡眠不足改善に向けて対策も練りやすくなりますよね。
さらに、記録したデータは、クラウドサービスとして専用サーバーにて無料での保存が可能です。
機種変更をしてもスムーズにデータの引き継ぎができ、長期間記録したデータから、自身の睡眠と向き合うことのできる優秀な睡眠アプリなのです。
そして熟睡アラームは、入眠・睡眠記録に加えてアラーム機能も備えています。
眠りの浅いタイミングでアラームを鳴らしてくれるので、より快適に起こしてもらうことができますよ。
睡眠日誌
料金 | 無料 |
---|---|
睡眠記録機能 | あり |
記録内容 | 布団に入った時間/眠りについた時間/起床時間/布団から出た時間 |
アラーム機能 | なし |
入眠機能 | なし |
連携 | 可能(専用デバイス) |
対応デバイス | 各種スマートフォン/タブレット |
不眠治療法として注目される認知行動療法 (CBT-I) にもとづいて、よりよい睡眠習慣へサポートしてくれる「睡眠日誌」
布団に入った時間、眠りについた時間、起床時間、布団から出た時間といった記録を積み重ねることで、睡眠状況をグラフなどで可視化できるようになります。
さらに、快眠のヒントとして、睡眠の専門家が医学的根拠に基づいてまとめた睡眠に関する正しい知識を得ることもできます。
自身の睡眠状況を把握し、睡眠に関する知識を深めることで、睡眠状況の改善を目指していくというアプリです。
紙媒体だと持ち運びが大変なので、スマートフォンで管理できる手軽さが嬉しいポイント。
不眠症など睡眠に対するお悩みを抱えており、通院して診てもらっている方も、日々の睡眠状況を医師に伝えやすくなりますね。
睡眠記録、睡眠に関する知識の学習、睡眠状況のチェックという3つに絞って、とにかくシンプルに作られた睡眠アプリなので、使いやすさにこだわりたい方におすすめです。
BRAIN SLEEP COIN
料金 | 無料 ※別途専用デバイスあり |
---|---|
睡眠記録機能 | あり |
記録内容 | 睡眠トータルスコア/睡眠サイクル/睡眠効率/入眠時間/起床時間/中途覚醒/睡眠メモ/いびき/環境音 |
アラーム機能 | あり |
入眠機能 | あり |
連携 | なし |
対応デバイス | 各種スマートフォン |
「BRAIN SLEEP COIN」は、入眠サポートと睡眠状況の記録を行うアプリです。
心地よい音楽を聴きながら入眠すれば、あとはアプリが睡眠トータルスコア、睡眠サイクル、睡眠効率、入眠時間、起床時間、中途覚醒、睡眠メモ、いびき、環境音といった記録を取ってくれます。
ただ睡眠時間を記録するだけでなく、4つの深度の睡眠ステージに分類しながら睡眠サイクルを可視化していきます。
睡眠の質の面で気になるのがいびきですが、BRAIN SLEEP COINのいびきの測定には周囲の騒音と聞き分けるAI技術が搭載されています。
無料だと思えないほどに詳細なデータが取れる、これまでになかったような高精度な睡眠アプリです。
さらに、記録したデータはグラフなどで可視化したり、いびきを自分で聴くことができます。
自身の睡眠状況を把握する上で非常に役立つので、睡眠の質に悩んでいる方はダウンロードしてみてはいかがでしょうか。
また、別売のクリップタイプの小さな機器を取り付けて眠れば、寝姿勢、寝床内温度といったより詳しい情報を知ることもできるようになります。
そしてBRAIN SLEEP COIN最大の特徴ともいえるのが、睡眠が価値になるという点です。
睡眠の質(睡眠スコア)に応じてコインが貯まり、アプリ内で割引クーポンと交換することが出来ます。
交換した割引クーポンを使用すれば、商品やサービスなどの優待が受けられる仕組みとなっています。
睡眠環境が整っていくことで体も楽になるだけでなく、特典が受けられるという一石二鳥の睡眠アプリですね。
スリープコンシェルジュ
料金 | 無料 ※別途専用デバイスの購入が必要 |
---|---|
睡眠記録機能 | あり |
記録内容 | 睡眠スコア/睡眠時間/有効睡眠率/心拍数/呼吸/入眠までの時間/寝返り/温度/睡眠サイクル |
アラーム機能 | なし |
入眠機能 | あり ※専用のアロマポッドが必要 |
連携 | 可能(専用デバイス) |
対応デバイス | 各種スマートフォン |
帝人とFiNCが共同開発した睡眠デバイスと連携して、睡眠の記録を行う「スリープコンシェルジュ」
使い方は非常に簡単で、専用の睡眠センサーを購入し、スリープコンシェルジュと連携します。
デバイスを寝具の下に敷いたら、あとは寝る時にアプリの計測ボタンを押すだけで、睡眠スコア、睡眠時間、有効睡眠率、心拍数、呼吸、入眠までの時間、寝返り、温度、睡眠サイクルを測定することができます。
これだけ詳しい情報を把握することができれば、何を改善すれば良いのか理解しやすくなりますね。
また記録を取っていくことで専門家が監修したアドバイスを受け取れるようになります。
自分では気づけなかった睡眠改善のコツを知るきっかけの一つとなることでしょう。
さらに、専用のアロマポッドを使えば、お好みの香り・ライト・音楽で心地よい眠りに導いてくれます。
自身の睡眠の質やお悩みに合わせて、必要であればアロマポッドを取り入れてみてはいかがでしょうか。
Somnus
料金 | 無料 ※アプリ内課金あり |
---|---|
睡眠記録機能 | あり |
記録内容 | 睡眠の質/いびき ※Apple Watch使用時には睡眠中の心拍数、呼吸数、血中酸素濃度の計測も可能 |
アラーム機能 | あり |
入眠機能 | あり |
連携 | なし |
対応デバイス | 各種スマートフォン/Apple Watch |
「Somnus」は睡眠の質やいびきの計測により、睡眠状況の改善を目指す方のための無料の目覚ましアプリです。
まずは寝付き、深い睡眠、中途覚醒など睡眠の質を可視化し、自身の睡眠に関するお悩みを理解します。
そうすることで、より良い睡眠のためにどのように改善していくのが良いかを理解し、実際に改善に向けて行動できるようになります。
Somnusでは、計測した睡眠データをもとに眠気が発生する時間帯や、おすすめの就寝時間帯を教えてもらったり、眠りの浅い時間にアラームを鳴らしてくれたりするので、朝の目覚めがスッキリすること間違いなし◎
また、睡眠を計測することでポイントが貯まり、貯まったポイントは快眠グッズショップSomnus Mallで利用することができます。
目標を持ち取り組むことで、モチベーション維持がしやすいのもSomnusの魅力の一つです。
そしてSomnusは、Apple Watchでも使用できる睡眠アプリです。
Apple Watchをつけて寝るだけで、睡眠データのほか、睡眠中の心拍数や呼吸数の計測、血中酸素濃度ののバイタルデータを分析まで行えます。
そのため、SomnusはApple Watchを使ってより高度な睡眠データを集めたい方におすすめの睡眠アプリです。
スリープサイクル
料金 | 無料 ※アプリ内課金あり |
---|---|
睡眠記録機能 | あり |
記録内容 | 睡眠の質/いびき |
アラーム機能 | あり |
入眠機能 | あり |
連携 | なし |
対応デバイス | 各種スマートフォン/タブレット/Apple Watch |
「スリープサイクル」はあなたの睡眠パターンを記録し、眠りが浅くなるタイミングで起こしてくれるスマートアラームです。
スリープサイクルでは、独自技術によっていびきなどの音や寝返りによる振動をもとに、就寝中の体の動きを追跡してどの眠りのステージにいるかを分析し、睡眠パターンを記録します。
いびきや寝言、環境音などの記録した情報は、再生可能なので実際に自分の耳で確かめられます。
よりぐっすりと眠るために、どのような点を改善すれば良いのか知るきっかけにもなりますね。
非常に便利な機能を搭載したスリープサイクルですが、その使い方はとても簡単です。
ベッドに入る前にスリープサイクルをオンにして、スマートフォンなどの端末を枕元やベッドの上に置いておくだけで解析ができます。
他のアイテムを購入する必要がないので、手軽に取り入れられるのが嬉しいですね。
アラームは、設定した時刻から30分までの範囲で眠りの浅いタイミングに合わせて鳴るようになっており、まるでアラームを使わず自然に目覚めたかのような満足感が感じられるのだそう。
スヌーズ機能も備えているので、二度寝の心配もなく安心して使えますね。
なお、スリープサイクルの睡眠記録には、マイクを使って音で睡眠を分析するモードと、加速度センサーを使って体の動きを検知するモードの2種類が用意されています。
睡眠環境に合わせて適したモードが選べるのが嬉しいですよね。
Sleep Meister
料金 | 無料 |
---|---|
睡眠記録機能 | あり |
記録内容 | 睡眠時間/睡眠効率/いびきや寝言の録音 |
アラーム機能 | あり |
入眠機能 | あり |
連携 | 可能(ヘルスヘア) |
対応デバイス | スマートフォン(iPhone) |
AppStore 総合ランキング1位の「Sleep Meister」は、眠りの浅いタイミングでアラームを鳴らしてくれるアラームアプリです。
端末に内臓されている加速度センサを用いて人の体動を検知し、絶妙なタイミングで起こしてもらえるので、朝スッキリ目覚めたいという方におすすめのアプリです。
また、睡眠サイクルを記録する機能も搭載しており、ぐっすり眠れている時間の測定も行えます。
集めたデータはグラフによって可視化され、各種SNSへ睡眠データを投稿することも可能です。
睡眠効率を把握できるアプリは他にもありますが、SNSヘ投稿できるのはSleep Meisterならではの特徴です。
睡眠の質改善を図りたいけれど、記録をつけ続けられる自信のない方も、SNSでシェアすればモチベーション維持することができそうですね。
Sleep Meisterは、無料のアプリなので広告が表示されるのですが、320円の有料版を利用すれば広告なしで利用できます。
無料版の内容に満足できて、広告の表示が気になるようであれば、有料版を利用してみてはいかがでしょうか。
睡眠アプリの仕組み
非常に便利な睡眠アプリですが、そもそもどのような仕組みで睡眠を記録しているのでしょうか。
睡眠アプリの仕組みは、スマートフォンなど端末を使用する場合と、Apple Watchなど専用の機器を身につける場合で異なります。
スマートフォンなど端末を使用する場合
睡眠アプリの基本的な仕組みとしては、スマートフォンの本体に内蔵されている加速度センサーとマイクを使用しています。
加速度センサーという言葉に馴染みのない方に簡単に説明すると、加速度センサーとは動作の方向や速さを測定する装置です。
iPhoneで利用できるヘルスケアには、万歩計の機能が搭載されていますが、こちらにも加速度センサーが使われています。
寝返りなどの加速度センサーに検知される動きが少ないほど、ぐっすりと眠れていると判断されるのです。
さらにマイク部分でいびきや寝言などの音などを検知して、睡眠アプリに眠りの状況を記録していきます。
そのため、スマートフォンなど使用する媒体を置く位置によっては、うまく計測できない可能性もあります。
Apple Watchなど専用の機器を身につける場合
また、Apple Watchで利用できる睡眠アプリもありますが、Apple Watchの場合には加速度センサーと光学式心拍計を使用して計測を行っています。
光学式心拍計はApple Watch本体の裏側に見られる緑色の光で、心拍数を測定しています。
深い眠りになるほど、心拍数は低くなるため、しっかりと眠りについていると判断される仕組みとなっているのです。
そのため、スマートフォンによる睡眠状況の記録よりも、精度の高さが期待できます。
睡眠アプリの使い方
単に睡眠アプリといっても、実は様々な種類があり、使い方もアプリによって異なります。
睡眠アプリの使い方としては、主に以下の3つに分けられます。
- 睡眠時間を計測する
- 就床と起床の時間を計測する
- 睡眠効率を計測する
生活リズムを把握するために睡眠時間を計測したいのか、よりスッキリとした気持ちで目覚められるように睡眠効率をアップしたいのかによっても、選ぶアプリが異なります。
睡眠アプリをダウンロードすれば、具体的にどのような使い方ができるのかについてお話ししていきますね。
睡眠時間を計測する
まず睡眠アプリに欠かすことのできない機能が、睡眠時間の計測です。
睡眠アプリでは、寝返りなどの動き、いびきなどから眠っている時間を測定することができます。
紙に記録して残す方法もありますが、スマートフォンアプリを活用することで、いつどこでも計測できるのが睡眠アプリのメリットです。
どれくらいの時間眠れたのかといった計測をするだけでなく、アプリによってはグラフや表を用いて数値を可視化してくれます。
簡単に過去のデータと比較することもできるため、睡眠の質の変化にもいち早く気づくことができますね。
就床と起床の時間を計測する
アプリによっては睡眠時間の記録のほかに、睡眠の深さを検知するものもあります。
就床と起床の時間を計測し続けていくことで、眠りにつきやすい時間や、スッキリした気持ちで起きられる時間を把握することができます。
さらに眠りの深さを計測し、比較的眠りの浅いタイミングにアラームを鳴らしてくれる睡眠アプリも存在します。
生活リズムを変えることが難しく、同じ睡眠時間でもスッキリと目覚めたいという方は、アラーム機能を備えた睡眠アプリを選ぶことをおすすめします。
睡眠効率を計測する
睡眠アプリでは、睡眠時間の計測や記録を残すといった使い方のほか、睡眠の質を高めていくといった活用もできます。
先ほどお話ししたように、眠りの深い浅いを検知するというのも、睡眠の質を高めるきっかけとなります。
その他に、いびきを録音したり、環境音の計測ができる睡眠アプリも存在します。
そういった睡眠アプリを使えば、眠りが浅い原因を知ることができるので、何かしらの対策を講じることができますね。
さらに睡眠アプリの中にはApple Watchと連携できるものもあり、心拍数などより詳細なデータが取れます。
Apple Watchをお持ちの方は、対応した睡眠アプリを使ってみてはいかがでしょうか。
睡眠アプリの選び方
ここまでおすすめの睡眠アプリを紹介してきました。
どれも非常に魅力的で、何を選べば良いか迷ってしまいますよね。
あなたにあった睡眠アプリを選ぶためにチェックしておきたいのは、以下の4つです。
- 手持ちのスマートフォンに対応しているか
- 使いやすさはどうか
- スマートウォッチとの連携の可否
- 必要な便利機能は備えているか
それぞれどういった理由で選び方のポイントとなるのか、詳しくお話ししていきますね。
対応OS|iPhone・Android
まず、アプリの対応OSは必ず確認しておきたいポイントです。
睡眠アプリに限らず、アプリによって対応OSやデバイスが異なります。
iPhoneならApp Storeにあるアプリ、AndroidならGoogle Playにあるアプリしか使うことができません。
さらに同じOSであっても、スマートフォン(iPhone)で使えてタブレット(iPad)で使えないアプリも存在します。
睡眠アプリをどのデバイスで使う予定なのかによって、利用できるかどうか決まってくるので、その点は事前に確認しておきましょう。
特に睡眠アプリをApple Watchなどスマートウォッチで使おうと考えている方は、まだまだ対応しているアプリが限られるため、特に重要な項目になります。
使いやすさで選ぶ
次に使いやすさも、睡眠アプリを選ぶ上で重要なポイントの一つです。
睡眠アプリを使って睡眠の質を把握するためには、コツコツ記録を残す必要があります。
そのためには毎日アプリを開いて操作しなければなりません。
どれだけ疲れた日でも記録が残せるよう、操作がシンプルかつ簡単なものを選ぶようにしましょう。
スマートウォッチと連携できるアプリを選ぶ
スマートウォッチの登場により、脈拍や運動量などの記録が、より正確かつ手軽に残せるようになりました。
睡眠についてもスマートウォッチを活用できると嬉しいですよね。
もしスマートウォッチをお持ちの方は、連携可能なアプリを選ぶことをおすすめします。
便利な機能で選ぶ
睡眠アプリには、いびきの録音やアラーム機能など様々な便利機能があります。
睡眠アプリがあれば、入眠から目覚めまで様々な面で、睡眠の質向上のためサポートしてもらえます。
もちろんいろいろな機能を搭載したマルチなアプリを選ぶという方法もありますが、あなたの欲しい機能を搭載したアプリで候補を絞り込んでいくのも一つの手です。
今、睡眠に対して何かお悩みがあれば、それを解決できそうな機能を備えたアプリを選んで取り入れてみましょう。
睡眠アプリに関するよくある質問
最後に、睡眠アプリに関するよくある質問をいくつかピックアップしてみました。
気になる質問があれば、ぜひ目を通してみてください。
ためしてガッテン!で紹介された睡眠アプリは?
2017年12月に、NHKためしてガッテン!で睡眠に関する内容の放送がありました。
その際、スッキリ起きるためにおすすめとされたのが「スリープサイクル」と「Sleep Meister」です。
SNSを見てみると、本当に驚くほど気持ちよく起きられたという口コミが多数投稿されていました。
実際に利用した方の良い口コミを見ると、使ってみたくなりますね。
睡眠アプリに危険性はある?
睡眠アプリの危険性に関して調査してみましたが、これといった被害は報じられていませんでした。
しかし、自身の睡眠サイクルを知られることに抵抗を感じる方もいると思います。
危険性が気になる方は、利用する前にプライバシーポリシーの有無や、レビューの内容などをチェックしてみましょう。
いびきを計測できる睡眠アプリは?
睡眠の質を低下させる原因の一つに、いびきがあります。
もしかすると、疲れが取れないと感じる原因が、いびきの可能性も考えられます。
しかし、寝ている間のことを知ることはできません。
そこで睡眠アプリを使って、いびきを計測するという方法をおすすめします。
今回ご紹介した睡眠アプリの中にも「熟睡アラーム」や「BRAIN SLEEP COIN」、「Somnus」、「スリープサイクル 」、「Sleep Meister」のようにいびきの計測や録音ができるアプリもありましたね。
睡眠に関して、特にいびきに悩んでいる方は、以下のようないびき調査に特化したアプリを選びましょう。
いびきラボ
料金 | 無料 ※アプリ内課金あり |
---|---|
機能 | いびきの録音/いびきの強度測定/いびきの激しい時間の記録/睡眠時間記録など |
アラーム機能 | あり |
入眠機能 | なし |
連携 | 可能(ヘルスケア) |
対応デバイス | 各種スマートフォン/タブレット |
100,000ダウンロード突破&世界30カ国で上位10位以内の医療アプリ「いびきラボ」
睡眠時にベッドの横でいびきラボを設定し実行するだけで、いびきの録音や記録が行えます。
録音したいびきは、実際に自分の耳で聞いたり、いびきスコアとして強度を測定することも可能です。
また、アプリを使って記録を残すことで、医師に相談する際にも活用でき、スムーズに治療をスタートさせることができます。
どのような対策を行えば良いのかといったアドバイスも受けられるため、いびきによる慢性的な睡眠不足に悩んでいる方や、本気でいびきの治療がしたいと感じている方におすすめです。
いびきの状況を知ることは、睡眠中に何度も呼吸が止まる”睡眠時無呼吸症候群”を早期発見するきっかけにもなります。
今のところ特に気になっていないという方にも、ぜひ一度試してみて欲しいアプリです。
睡眠アプリでよく聞く「覚醒」とは?
覚醒とは目が覚めた状態を意味します。
しかし実は眠っている間、無意識に覚醒した状態になることもあるのです。
2019年に資生堂ジャパンと熟睡アラームを運営する株式会社C2が行った調査によると、働く女性の約8割が無意識のうちに睡眠中に覚醒する“無自覚夜ふかし”を1回の睡眠で2回以上起こしていることが分かったそうです。
寝ても寝ても疲れが取れないと感じる場合、もしかすると無自覚に覚醒している可能性も考えられます。
睡眠の質を高める第一歩として、眠りの深さとサイクル、いびきの有無など、寝ている間の状況を知る必要があります。
しかし、自分自身で寝ている自分を見ることはできないため、様々な記録が残せて睡眠傾向を可視化できる睡眠アプリの活用をおすすめします。
アプリによっては、より良い眠りのためのアドバイスが受け取れるものもあります。
改善したいお悩みがある方は、そういった睡眠アプリを選んでみると良いでしょう。
睡眠アプリまとめ
以上、睡眠アプリをご紹介しました。
睡眠記録から自身の睡眠の傾向を知ることで、より質の高い睡眠が取れるようになるかもしれません。
質の良い睡眠が取れれば、私たちの日中の生活も、より快適かつ充実したものになることでしょう。
無料のアプリでその管理ができる手軽さが、非常にありがたいですよね。
健康な体作りの第一歩として、まずは睡眠アプリを取り入れてみてはいかがでしょうか。
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